弓道道具の名前

弓道の道具の名前とそれぞれの役割特徴を紹介しています。ちなみに弓道の道具のことは「弓道具」または「弓具」などと呼ぶのが一般的です。

 

 

弓道具の名前一覧

和弓

竹やグラス、カーボンなどで作られている弓道専用の弓のことです。長さは並のもので221cmです。竹弓は非常に高価で扱いも難しいので上級者向けです。初心者から中級者は耐久性に優れ安価なカーボン・グラス製の弓を使うのが一般的です。

 

説明するまでもなく的に放つ矢のことですね。竹またはジュラルミンまたはプラスチック製のシャフトに金属製の矢尻・羽根・筈をつけたものです。

 

弓の上端と下端に掛けて張る糸のことです。材料はカラムシや麻といった天然の繊維を束ねて使用する他に、ポリアミド系樹脂であるケブラーやアラミドのような化学繊維・合成繊維も使用されています。

 

カケ(ゆがけ)

弓を引くための手袋のような道具です。手を保護・滑りとめとしての役割を持います。和弓の登場時から独自に発展した道具で、時代ごとの流派や射術の変換にともない改良されていきました。

 

弓道着

弓道という武道におけるユニフォームとなります。上半身に着る弓道上衣、下半身に着る馬乗黒袴、弓道帯、弓道足袋、胸当て(女性の場合)などからなります。

 

以上弓道に使う道具の名前とそれぞれの役割の特徴を紹介させていただきました。