弓道の和弓の種類

弓道の弓の種類を紹介しています。それぞれの違いについて知っておけばより自分に合った弓を見つけることが可能になります。

 

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和弓の材質の種類

弓道の弓はまず材質によって分類することができます。弓道における弓「和弓」の材質に用いられるのは主に以下の3種です。

 

  • 竹弓
  • カーボン
  • カーボン竹弓

 

以下それぞれの紹介です。

 

竹弓

その名の通り竹材質で作られた弓です。天然素材を使っていますので反動がスムーズに伝達するという特性やその品位から愛着がわきやすいなどのメリットがあります。ただその反面温度や湿度によって弓力が変わったり、天然素材なので壊れやすく細かいメンテナンスが必要になったりなど上級者向けです。

 

カーボン・グラス

内部に木材を使用し、グラスファイバーやカーボンファイバーでコーディングした弓です。安価で壊れにくいのでコストパフォーマンスに優れており入門者用の弓として重宝します。

 

カーボン竹弓

カーボンを芯材としている竹弓のことです。古くから伝わる伝統の竹弓製造技術と最新のカーボン繊維の技術を組み合わせたものです。見た目は竹弓そのものですが、笄がでにくい、メンテナンスも楽というメリットがあります。

 

握りの種類

握りの部分の革のことを「握り革」といいます。握り革には鹿の皮を利用するのが一般的ですが他にも牛皮や羊皮があります。