カーボン竹弓の特徴

カーボン入りの竹弓について特徴やメンテナンス状の注意点を紹介しています。

 

 

カーボン竹弓の特徴一覧

カーボン竹弓というのは竹弓とカーボン素材を合わせた弓のことです。古くから伝わる伝統の竹弓製造技術と最新のカーボン繊維の技術を組み合わせたものです。以下がそのカーボン竹弓の特徴になります。

 

カーボン入り竹弓の特徴

  • 純竹弓と比較してメンテナンス・取り扱いは簡単。
  • 弦を張ってから10分程度で引いても笄(こうがい)は出ない。
  • 純竹弓と違い1日40射以上でも問題ない。
  • 純竹弓にありがちな温度や湿度による弓力の変化がおこりにくい。
  • 純竹弓よりも高価である。
  • 純竹弓よりも壊れにくいがグラスより壊れやすい。

 

以上ざっとあげてみました。カーボンか竹弓かどちらに近いかというと竹弓に近いですね。

 

カーボン入り竹弓のメリット

純竹弓というのは品があり、反動がまろやかなどのメリットはありますが、使用していると裏反りが変わったり、形状が変わったり、温度湿度で弓力が変わったりなど取り扱が難しいというデメリットがあります。

 

それに対してカーボン入り竹弓はそういったデメリットが少なく、壊れるリスクも小さいですので純竹弓と比較して出費に対する抵抗も少ないです。

 

逆にいえば竹弓を買う時に抵抗になるのはやはりその壊れやすさにあるんですね。だから壊れないようにしっかりとメンテできる知識と経験がなければ竹弓はあまりおすすめできないのです。