弓道の弓返りの原理|動画あり

弓道における弓返りの原理について解説しています。正しい弓返りがわかるような動画も紹介しています。

 

 

弓返りの原理

弓返りというのは手の内の働きによって弓が回転する現象です。手の内できちんと決めていれば離れの時の反動により勝手に弓が返るもの、それが弓返りの原理です。

 

弓返りは起こそうとして起こるものではない

逆に弦を意識的に回転させようとするのは絶対にやめてください。意図的に弓返りさせようとすることは「弓返し」と呼ばれ変な射癖がつく原因になり矯正に苦労します。
よく「どうやったら弓返りができますか?」みたいな質問をみかけますが弓返りは「するもの」であり「させるもの」ではないのです。

 

まずは手の内を極めること

矢が弦から離れた後に残る前に進もうとするエネルギーが回転、つまり返りを起こすのです。そのためこのエネルギーを打ち消すような手の内をしてしまっていれば永遠に弓返りは起こりません。
ようは弓返りというのは手の内を極めたあとに副次的に発生するものと考えてください。そのためまずは手の内の練習を繰り返しましょう。