弓道とアーチェリーはどっちが難易度高い?

よく弓道とアーチェリーはどっちのが難しい?という質問を見かけますので個人的な考えを書いています。

 

 

弓道とアーチェリーの違いを知ろう

まず弓道とアーチェリーというのは目的が異なります。そのため同じ難しさの指標では測れないというのが正直なところです。弓道とアーチェリーの具体的な違いについては【弓道とアーチェリーの違い】の記事にて解説させて頂いているので参考にしてみてください。

 

的に当てる難しさは?

弓道もアーチェリーも弓を引き的を狙うのは同じですが、弓道の場合は的にあたればよいのであって、的の中心にどれだけ近いかは重視されません。

 

それに対してアーチェリーは的にあてることは大前提として、いかに的の中心に近いかで点数を競っていきます。

 

これだけ聞くとアーチェリーのが難しいじゃんと思うかもしれませんが、弓道において的にあてる難しさはアーチェリーの比ではありません。

 

プロでも10射中1つも当たらなかったとしてもおかしくないです。

 

この差はどこからくるのかというと、アーチェリーというのは的に狙いをつけるための補助具があるのに対して、弓道はそのように狙いをつけるための道具が一切ありません。そしてアーチェリーよりも的が小さいです。

 

なので自分のカンや知識、経験を頼りに的に当てる必要があるのです。アーチェリーの場合練習してから1週間くらいで的に当てることができるようになりますが、安定して的に当てられるようになるまで半年はかかるといわれています。

 

歴史について

弓道とアーチェリーの歴史の古さでしたら、弓道のほうが古いです。アーチェリーは戦後に発達したスポーツですが、武芸としての弓術の歴史は明治・大正時代から始まっています。