弓道部のメリット・デメリット|この部活で学べることとは

弓道部への入部を検討する場合、まず気になるのはそのメリットやデメリットではないでしょうか。弓道部に入ればどんなことが学べるのかについても合わせてご紹介しますので、ぜひ部活動選びの参考にしてみてくださいね。

 

 

弓道部のメリット

弓道部に入るメリットは以下の3つです。

 

高校から始める人が多いため、努力次第で選抜メンバーになれる

弓道は高校の部活動から始めるという人が多く、高校の場合は入部時での技術に大きな差はありません。つまり、自分の頑張りが報われやすいと言えるでしょう。「高校から新しいことを始めて、活躍したい!」という方にはぴったりの部活動ですね。

 

体力がそれほど必要ない

体力がなくても楽しめるのが、弓道の魅力。弓を持ち運べるだけの体力さえあれば、問題ありません。「体を動かすのが好きだけど、体力にはあまり自信がない......」という方には特におすすめですよ。

 

年齢制限がなく、高齢になっても楽しめる

先ほどお伝えしたように、弓道にはそれほど体力は必要ありません。そのため、弓道は高齢になってからでも楽しめるのです。一生の趣味にできるようなことを見つけたい方は、弓道を初めてみるのはいかがでしょうか。

 

弓道部のデメリット

残念ながら、弓道部にはメリットだけでなくデメリットもあります。ここでは3つほどご紹介しますね。

 

初期費用がかかる

道具を揃えるのにはお金がかかります。部活動の場合は高額である弓は貸し出してもらえることが多いですが、それでも4?5万円ほどかかると言われています。長く使っているうちに買い替えやメンテナンスが必要になることも。道具によっても値段はさまざまですが、やはりお金がかかってしまうのは否めませんね。

 

単調な動作の繰り返しであり飽きることもある

ご存知の通り、弓道は矢を射って的に当てる競技です。これは簡単そうに見えて実は非常に難しいもの。その奥の深さが弓道のおもしろさである一方、単調な動作を繰り返すことに飽きてしまう可能性もあります。ルーティンワークなど単純作業が得意でない方には向いていないかもしれませんね。

 

怪我の可能性がある

走り回るスポーツではないため怪我の心配はないかと思いきや、初心者の場合はフォームの乱れや集中力の途切れなどから怪我をしてしまうことも多いです。よく起こる怪我としては矢が当たることによる内出血や、関節まわりの炎症でしょうか。弓矢を扱っているため、場合によっては大怪我につながってしまうこともあります。弓道をする際には怪我の可能性があることにも十分に留意しましょう。

 

弓道部で学べること

弓道は武道の一つであり、集中力や精神力、礼儀を学ぶことができます。いざという時に緊張せず自分のすべてを出し切れる精神力は、試験を始め、人生のさまざまな場面で活かせるはずです。礼儀は挨拶や履き物の揃え方から始まり、上座下座やさまざまな種類の礼の仕方など。普段の生活でこのような礼儀作法をきちんと学ぶ機会は少ないため、非常に貴重な機会と言えるでしょう。

 

まとめ

この記事では弓道部に入るメリットやデメリット、弓道部で学べることをお伝えしました。精神面や礼儀について学べるのは弓道部ならではの魅力ですね。入部してみないと分からないことも多いかとは思いますが、ぜひ参考にしてみてください。