弓道をしている方であれば、目に見える指標として段位の取得を目指す方も多いでしょう。取得するための基準も明確であり、モチベーションにも繋がりやすいです。
しかし、一体どの段位を目指すとよいのでしょうか。

弓道の審査料金に関するお話です。弓道において段位を上げていくには審査をする必要があります。そしてその審査には審査料がかかります。
審査の厳密な料金は審査をする団体や都道府県によって異なりますが段ごとの審査料金はそこまで違いはないのではないかと思います。
初段は1000~2000円くらい、三段は3000円くらい、五段は6000円くらい、八段にもなると10000円くらいかかるかもしれません。
また審査料金だけでなく受験料として1000円ほど前払いになるかと思います。審査前に講習会がありその受講料としてかかる場合もありますね。
審査料金がかかるということは当然受ける側もそれだけのリスクを背負うことになります。
経験をつめたという意味では審査に落ちたとしても払ったお金は無駄にはなりません。
しかしその経験を次に行かさなければ受けても受けても落ちてお金を消費することになってしまいます。
弓道の昇段審査で見られるのは「的を射ているかどうか」のみではありません。
審査会場である道場の入り口を入って、的を射てから出口を出るまでの所作全てが審査対象です。
受けても受けても落ちてしまうという人はそういった所まで練習で洗練させておくといいと思います。