弓道の手の内|小指の役割

弓道における小指の役割、小指が人よりも短い場合の対処法、小指の付け根にマメができる原因などなど今回は「小指」をテーマにしたお話です。

 

 

弓道における小指の役割

弓道における小指の役割は「握る」ための指ですのでとても重要です。小指は筋力も低く、握力にさして影響を与えないように思えますが、小指はものを強く握るためには欠かせない指です。仮に何らかの理由で小指が機能しないとすれば手の内が緩む原因となります。【関連記事:手の内が緩む原因と対処法

 

小指が人よりも短い場合

小指に限らず指の長さというのは人それぞれです。小指が短い場合爪ぞろえをした時小指を基準としてしまい手の内が緩んでしまうことがあります。この場合無理して爪ぞろえをすることもありません。そこまで重要なポイントではありません。(重視する流派もありますが)
手の内で重視するべきなのは小指・人差し指・親指の根元です。これらが弓に触れており弓を支えることができているかどうかを重視してください。

 

人によって身体差がありますので、絶対の教えなどありません。弓をひくことができれば必ずしも習うべきカタチというのもないのです。

 

小指の付け根マメができる!

小指の付け根にマメができる人は多いですよね。これはおそらく離れで弓の握りが甘く弓に叩かれてしまっていたり、巻き込んで皮膚を引っ張ってしまっていたりなどの原因が考えられます。マメができて潰れてしまった日にはとてつもない痛みです。余計なマメができないように、上手い人の手の内をよく観察しておきましょう。