弓道をしている方であれば、目に見える指標として段位の取得を目指す方も多いでしょう。取得するための基準も明確であり、モチベーションにも繋がりやすいです。
しかし、一体どの段位を目指すとよいのでしょうか。

弓道の昇段審査に受からない・・・という悩みを抱えている方へアドバイスさせていただいています。
誤解されがちですが弓道の昇段審査では的を射ることのみが判断されるわけではありません。審査会場に入ってから出るまでの所作全てが審査対象となっていることを忘れてはいけません。
初段ですら簡単に合格できるものではありません。高校生くらいの合格率ならば30%あるかないかではないでしょうか。その壁を超え合格するには的を射るだけでなく、弓道場での体の動かし方=体配を重視して収斂をしなければいけません。ここが練習では軽視されがちな部分であり、審査の大きな特徴といえます。
弓道というのは心身鍛錬が目的です。なので的に当てることよりも重視されるポイントがあることを忘れてはいけません。的を射る練習だけで、体配の練習をおろそかにしていると審査ではどうしてもいつも通りの引き方ができなくなるのです。なので普段から練習で正しい体配を体で覚えておくようにしましょう。
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