弓道をしている方であれば、目に見える指標として段位の取得を目指す方も多いでしょう。取得するための基準も明確であり、モチベーションにも繋がりやすいです。
しかし、一体どの段位を目指すとよいのでしょうか。

弓道において己の実力を証明する「段位」。段位を取得する、または上げていくには審査に合格しなければいけません。
ですがその審査の合格率というものはどれくらいなのでしょうか。
全日本弓道連盟により開催される審査であることを前提としてお話します。
段は初段から十段までの10個まであり、当然上にいけばいくほどその合格率は低くなっていきます。
一番低い段は初段となりますが、この初段に関しては社会人から始めると80%くらいの合格率はあるみたいです。非常に高いですね。
ただ高校生のうちに初段に合格する確率と限定するのなら40%くらいではないでしょうか。高校生で二段を取る人などはほんの数%だと思います。
高校性の内は階級をとるのに精いっぱいで段位をとるのはたやすいものではないのです。
段位を上げるには単純に的を射ればいいというだけではありません。審査基準となるのは審査会場である弓道場に入ってから出るまで全てです。
つまり弓道場での体配=体の動かし方全てが見られます。普段から練習し体に染み込ませておかねば昇段は難しいことでしょう。