弓道の弓の種類を紹介しています。それぞれの違いについて知っておけばより自分に合った弓を見つけることが可能になります。

ある程度腕がつくと竹弓の購入を考える人もいることでしょう。ただ弓道における竹弓は高価なものです。簡単に買い替えなんてこともできないので、選ぶ時は悩むものです。
アサヒ弓具工業株式会社のHPを見てみると竹弓は安いものでだいたい40000〜60000、高いもので80000〜150000、かなり高いもので200000くらいといった感じです。
※弓道商品リスト | アサヒ弓具工業株式会社 :
http://www.asahi-archery.co.jp/kyudo_en_jp/k_1/items_jp4.php
うーん。社会人なら買えない価格ではありませんが、少なくとも学生さんにとっては安いものであっても高額なことに変わりはないでしょう。自分の実力と経済事情を考慮して親御さんに相談してみるといいですね。
そもそも高校生や大学生で竹弓を使うか?と思う人もいるかもしれません。確かに竹弓というのは反動がスムーズに伝達するという特性やその品位からメリットは十分にあります。
ですがその分管理や扱いが難しい弓でもあります。気温や湿度によって弓力が変わりますし、メンテナンスを怠ると壊れやすくもあります。
梅雨時期は弓力が落ち、冬季は乾燥により強くなる。
弦をかけてから30分程度おいてから引く必要がありますし、傷み防止のため1日あたり1張40射程度にとどめる必要もあります。
このように色々なことに気を使う必要があり、矯正をコントロールできる知識と経験が必要になります。
正直なところまだ経験の浅い高校生には竹弓は早いという人が多いと思います。経済的に余裕があるならまだしも無理して竹弓にすることはありません。