弓道におけるかけは弓を引く時にかかる負担から指を保護したり、滑りを防止するうえで非常に大事な弓道具です。ただ正しい付け方ができていないとゆるゆるになったり、故障の原因になったりしてしまいます。なので今回はそんなカケの付け方を紹介したいと思います。

弓道のかけの種類・選び方を紹介しています。それぞれの種類の特徴を知りかけを選ぶ際の参考にして頂ければ幸いです。
弓道において弓を引く為の道具のことを弓懸(ゆがけ)、かけと呼びます。滑り防止・弦を引く時の親指を保護するために用いられる革製・手袋状の弓道具ですね。弓道においては原則として弓を左手に、矢は右手で持つことになるため、かけを装着するのは右手になります。
かけには主に以下の3種類があります。
もっとも一般に広く普及しているのがこの三つがけとなります。三つがけという名前は親指・人差し指・中指の三つの指を保護していることからの呼称です。弓を引く時には親指に弦をかけて中指で親指を抑えながら引きます。入門者ならまずこの三つがけを選ぶことでしょう。
親指・人差し指・中指・薬指と、三つがけよりも1本多く保護しているのがこの四つがけです。多くの指を使うことが求められる弓、つまり弓力が強い弓を引く場合はこのかけが向いています。
最初に一般的に原則としてかけは右手に装着するといいましたが、弓力が強い弓を引く時などは左手親指にも大きな負担がかかります。その負担から親指を保護するためにつけるのがこの押し手がけとなります。
自分の手にあった大きさのかけを選ぶ必要があります。かけの大きさは〜号と数字で表します。男性と女性では参考標準サイズが異なります。その参考表は以下のサイトで紹介してくれているので参考にされるといいでしょう。
自分の手に合ったカケの選び方